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執筆者の写真ヨツバモト公式

WOOF、昨年モデルとどこが違う?

更新日:2023年1月30日

 WOOFが入荷してきました。WOOF20は半年にわたり欠品していましたから大変お待たせしてしまい、申し訳ありません。


 WOOF16に関しては少量ではありますが、昨年モデルの在庫も残っており、価格も据え置きなので、少しだけリーズナブルです。ご検討中の方はお早めにどうぞ。


 ご参考までに昨年モデルとは、値段以外にどういったところが違うのかをご紹介します。

基本的なスペックに変更はありません。



デカールのカラー

 外観で違いが明確にわかるのは、デカールのカラーです。

 微かにメタリックの入ったイエローを基調にネイビーで引き締められた「イエロー」




 重厚感のある銅褐色とホワイトのコントラストが印象的な「カッパー」の2パターンをラインナップ。

 

もちろん、従来と変わらず、ゼッケン番号やダートフリークの自社ブランドのロゴステッカーのオマケ付き。最新のミグラトレイルやフラットラボ、DFクラフトも入っています。



シートレール付け根の強化

 下からのぞかなければわかりませんが…シートレールの付け根が、従来のコの字断面から、今回はロの字断面に変更されました。

↑こちらが従来品です。

↓こちらは新しいものです。


 ジャンプの着地で平地に着地してしまったり、ショートしてしまった場合や、大柄のライダーが乗った場合などに備えて、強化されました。



モーターシャフトマウントプレート

 従来は固定用のボルトは1本だったモーターシャフトのマウントプレートですが



 今回は2本のボルトを使用し、もし1本が緩んでしまっても、もう1本がバックアップをします。板厚も0.5mm増し、頑丈になりました。この新しいプレートはリプレースパーツとして従来のWOOFにも使用可能です。

品番:YB65-2033

定価¥1320(税込)



転倒センサーの廃止

 Meowの登場から採用が続いてきた転倒センサーですが、WOOFではよりバンク角が大きなライダーが多く、誤作動によりモーターが停止してしまうという場面もあるため、ライダーの年齢層も加味し、新しいWOOFでは転倒センサーを廃止しました。

 MeowⅡでは、引き続き、転倒センサーを採用しています。



モーター内遊星ギアの変更

 静粛性および下り坂での抵抗の低減のため、従来のWOOFでは進行方向に空走する場合にはギアがフリーになる「ワンウェイギア」を採用していました。



 新しいWOOFでは、このワンウェイを廃止し、固定式のギアに変更しました(部品の外観はほぼ同じですが…)。よりダイレクト感のあるフィーリングを実現するとともに、ラチェット機構を使わないことにより故障のリスクも低減します。

 この固定式ギアも、リプレースメントパーツとして従来のWOOFにも使用可能です。

品番:YB65-2032

定価¥5500(税込)



コントローラーの耐振動処理

 写真はありませんが、コントローラーの内部に衝撃吸収のためのシリコンゴムを充填し、振動の多いオフロード走行に最適化されました。



 以上の点が、今回の変更点です。なお、ヨツバモトではイヤーモデル制をとっていないため、「2022モデル」「2023モデル」といった呼称は使用していません。毎年生産するとは限りませんし、年に複数回生産することもあるからです。

 といって、「第1ロット」「第2ロット」という呼称も、お客様からは判断が難しいため、今後は仕様が変更する際は付属していたデカールのカラーで区別してゆこうと思います。

 もちろん、フレーム番号でも製造時期が追えるので、デカールを使用していない車体でもご安心ください。



 こちらのブログには、整備情報以外にも、イベントのレポートや、SNSとは違ったヨツバモトについてのあれこれについて記載してゆこうと思います。


よろしくお願いいたします。

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